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今年も確定申告が終了しました!

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        新日本税理士法人メールマガジン 
     − 平成27年3月13日発行 −
          http://shinnihontax.com/  
     
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 <もくじ>
 * 池尾からのご挨拶
  * 税金トピックス【マイナンバー】「番号制度」の影響は? 
 * 福森が語る〜アジアの現場から〜  
 * 健康ひとくちコラム 春眠暁を覚えず


 ■□■ 池尾からのご挨拶 ■□■

 春の足音が少しずつ聞こえてきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
 私どもは今年も確定申告が無事完了し、ほっとしているところです。

 今年も確定申告を行う中で、不動産を取り巻く環境の変化に驚いている
 ところです。
 これからも不動産オーナーの皆様に有意義なご提案が出来るよう、一層
 情報収集に努めたいと思います。

                         代表社員 池尾彰彦


 ■□■ 税金トピックス ■□■

 【マイナンバー】「番号制度」の影響は?
 
 最近、よく聞く「番号制度」や「マイナンバー」ですが、これはどのような
 ものかといいますと、全国民の一人ひとりに1つの個人番号(マイナンバー)
 を付し、法人については、法人番号を付して、効率的に情報を管理し、複数
 の行政機関に存在する個人情報が同一人物の情報であることを紐付けした上
 で、情報連携しようとするものです。

 番号制度の対象分野は(1)社会保障、(2)税、(3)災害対策に限定されています。
 そのうち、企業が関係するのは、(1)社会保障と(2)税の2つです。
 この番号は平成27年10月以降、住所のある市町村から通知カードが送付される
 予定です。

 番号制度が開始されると、企業は従業員の個人番号を取得する必要があります。
 平成28年1月に給与の源泉徴収を甲欄で行うには、個人番号の記載が必要となっ
 てきたり(開始当初は多少の取得の遅れは問題ありません)、社会保険関係
 手続きにおいても同じく番号の記入が必要です。

 また、税務署に提出する法定調書にも個人番号を記入しなければなりません。
 今後は、個人で行う(税理士委託も含む)所得税申告書、相続税申告書、贈与
 税申告書も番号記入の上、税務署に提出することになります。
 個人や特に企業実務に与える負担の影響も大きいのではないでしょうか。

                        (税理士 室井朋子)


 ■□■ 福森が語る〜アジアの現場から〜 ■□■
 
 Vol.10 ベトナムの真実(10) 

 アセアンでは、2018年の域内関税の完全撤廃が、かなり現実的な目標になって
 きています。ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマー以外の6ヶ国間では、
 既に関税撤廃(99%)が完了しています。『ベトナム他4ケ国でも関税が撤廃
 されると、モノの移動が更に活発化し、安価な労働力を武器にこの4ケ国にも
 恩恵が大きい筈』というような言い方がなされたりしています。

 しかしながら、ベトナムにとってモノの移動の自由化は、本当に恩恵ばかりな
 のでしょうか?ベトナムの賃金水準は年々上昇を続けており、『既に管理職レ
 ベル以上では日本と比べても高水準にある』ことも指摘されています。2015年
 からの最低賃金は、最大で14.8%引き上げられ、2011年の倍になっています。
 安価な労働力を求めて域内分業(サプライチェーン)を検討する企業の目線で
 考えれば、カンボジアやミャンマー等とベトナムは違って見える筈です。

 サプライチェーンの肝の部分は工業国化で、ずっと先を行っているタイに置き、
 労働集約型の工程はベトナムよりは安価な(すぐに安価ではなくなるとは思い
 ますが)カンボジア等に置く世界が、どんどん進んでいくような気がします。
 一時話題になった、“ジャパンパッシングならぬベトナムパッシング”が、
 静かに進展する可能性を感じざるを得ません。悪名高いベトナムの税関を改革・
 改善するよりも、タイとベトナム以外の周辺国間の通関手続きを簡素化・効率
 化する方がよっぽど現実的な気がしますし…。

 ベトナムの(ベトナムに直接・間接に投資してきた外資にとっても)大誤算は、
 『2020年までに工業国化するという国家目標』が、遅々として進んでこなかっ
 たことです。周辺国、特にタイとの競争の視点の中で、育成すべき産業を見極
 めて重点的に国を挙げて支援し、外資を呼び込むことがこの10年間、全く出来
 てこなかったのが本当に痛いです。ベトナム版“失われた10年”と個人的には
 呼んでいます。

 ただ、AECの進展、急激且つ予想外の原油安、着々と進められている中国の南
 下政策など、外部環境の荒波もどっと押し寄せてくる1年になります。『大メ
 コン圏(GMS)+アジアインフラ投資銀行構想』などを積極的に仕掛ける中国
 と、南シナ海の領有権めぐり対立するベトナム。TPPも迷走をしており、頼み
 の米国は中東・テロで手一杯。タイ・シンガポール・マレーシアは、証券取引
 所の相互接続も開始し、AEC創設に歩調をあわせて株式市場の統合も進み始め
 ています。国際市場として確固たる地位を築いているシンガポールと、アセア
 ンの雄インドネシア、「大メコン圏証券取引所」を標榜し始めているタイ。
 ホーチミン・ハノイの証券取引所も大きな変革を求められるようになるはずです。

                      続きは次回、ヘンカップライ!

  ※コラムはリンクグローバルソリューション「ベトナムの真実」より転載 

 <福森哲也プロフィール>
  新日本税理士法人 アジア戦略担当顧問
  1964年シンガポール生まれ。
  東京大学法学部卒業後、日欧を代表する戦略コンサルティングファームで
  活躍。
  その後上場ITベンチャーの執行役員、ソニーIT子会社の経営会議メンバー、
  上場企業の役員などを歴任。
  現在は、株式会社STIサポートの代表取締役として、日本企業のベトナム
  その他アジア諸国への進出支援事業を主に行う。

 「ミャンマー・カンボジア・ラオスのことがマンガで3時間でわかる本」
 「ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本」
 「ベトナム株投資完全マニュアル」など著書多数。


 ■□■ 健康ひとくちコラム ■□■

 春眠暁を覚えず	

 春になると、頭がぼ〜っとしたりいつもより眠かったりしませんか?
 長い冬を越えた自然も私たちも緊張から解き放たれ、カラダもココロも
 緩む季節です。
 大切なことは、ゆったりと季節の流れを感じて身を任せることです。
 少し予定を減らし、心身のリズムをリセットして眠い時は早く床に就く、
 深呼吸をする等ご自身をいたわってあげましょう。 
 
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 気が付けば、すっかり春の訪れ。
 私どもは、一番寒い時期が一年で最も仕事の多い時期です。
 申告が完了し、お客様へ無事納品できた時には感慨もひとしお。
 今年も多くのご依頼をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。

 今回、所内スタッフ間で「肩ホットン」という血流改善アイテムが大活躍
 でした。
 衣類に貼るタイプのカイロのような物で、みんなで貼りあったことも。
 本当に効果バツグンで、肩こりにお悩みの方にはイチ押しです。

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 ■確定申告、お忘れの方はいらっしゃいませんか?

  確定申告期限は平成27年3月16日(月)です。
  申告しなくてはいけなかったのに、まだしていなかった・・・!
  そんな方はいらっしゃいませんか?
  
  期限後にも申告することは可能です(ただし税額が発生する場合、延滞税等が
  かかることとなります)。
  
  申告をしなくてはいけないのに、まだしていなかった。
  そんな方は、一度弊社へご相談下さい。
  申告のご依頼にも対応しております。

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 私たちは不動産の税務、相続に強い税理士法人です。
  
 ■新日本税理士法人ホームページ http://shinnihontax.com/
 □相続税専門サイト http://www.souzokuzei-soudan.jp/

 
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