****** 新日本税理士法人メールマガジン ****** − 平成26年11月14日発行 − 円安株高の行方 ***************************************** ----- もくじ ----- * 池尾からのご挨拶 * 福森が語る〜アジアの現場から〜 * 健康ひとくちコラム ■□■ 池尾からのご挨拶 ■□■ 今年も残すところあと47日・・・ここに来て円安は進み、株価は上がるという ニュースが毎日報道されています。 来年はますます企業間格差が広がるとの予測があります。 生き残っていくためには、何もかも政府に頼るばかりではなく自助努力が必要 不可欠です。 来年も頑張っている経営者のお役にたてるよう、スタッフ一同精いっぱい努力 する所存です。よろしくお願い申し上げます。 代表社員 池尾彰彦 ■□■ 福森が語る〜アジアの現場から〜 ■□■ Vol.6 ベトナムの真実(6) ミャンマーの真実(前) 民主化改革の推進と共に、“最後のフロンティア”の呼び声が高いミャンマー。 今回と次回は、番外編としてミャンマーについて少しだけ書かせてください。 ミャンマー最大の都市にして、旧首都ヤンゴン。空港に着くと、近代的でフレ ンドリーな入管スペースに驚かされます(ベトナムだと日本のODAでできている のですが、ここでは中国が援助)。写真を撮ると、「駄目です」と言いながら も優しく空いている窓口に誘導してくれる女性係官!軍事政権、弾圧、経済制 裁という“言葉のイメージ”で緊張している心が一気にほぐれます。 タクシーはボロボロの中古車。ベトナムとは違ってバイクよりも車が多く、日 本からの中古車が沢山走っています。でも、中古度合が半端ではなく、窓も開 閉できない/クーラーは効かない/メーターはついているけど動かない(料金 は全て事前“確認”。“交渉”がほとんど必要ないところがベトナムとは大違 い!!!)/クッションは硬く、痛い。町も暗く、乗ったことのない中古車でちょ っとテンションが下がります。 旧英国領だったミャンマーの町の雰囲気は、シンガポールに似ているように感 じます。旧仏領のベトナムとの違いは明確で、日本では感じられない植民地の 歴史・宗主国の影響をひしひしと感じます。建物はどれも中古車同様に“古く”、 100年以上昔の建物を使い続けています。良く言えば歴史を感じる/率直に言え ばボロボロの建物に、警察署も消防署も、住居も、お店も、オフィスも同居し ている感じです。本当に由緒正しくて壊せない建物も点在しているようですし、 多くの古い建物を解体して建て直すのはかなり厄介そうです。周辺エリアには 開発可能な空き地もあるのですが、全て政商や政商と組んだ華僑が抑えていて、 価格的にも利権的にもやっかいな問題が多そうでした。 町を散策すると、インド系の顔立ちの人が印象に残り、英領時代にインド人を 介して支配されていた影響を強く感じます。135の少数民族もヤンゴンには入っ てきているので、本当に多様な人々がおり、改めて“ミャンマー人って?”と 町を歩くだけで考えさせられます。「日本って本当に特殊な国なんだな」とも。 これだけインド系の顔立ちの人が多いと、印僑の影響が大きいのかと思ったの ですが、経済的には断トツに華僑の影響下にある状態です。中国とインドには さまれたミャンマーですが、旧軍事政権の幹部+政商(昔の日本にもいましたが) +中国&華僑のトライアングルが経済を牛耳っており、民主化・開放路線と言っ ても一筋縄ではいかないようです。 ※コラムはリンクグローバルソリューション「ベトナムの真実」より転載 ■□■ 健康ひとくちコラム ■□■ またまた生姜の出番です 朝晩めっきりと寒くなって参りました。 身体の冷えが気になる方はいませんか? 紅茶にすりおろし生姜を加えたり、生姜パウダーを使ったりして 簡単・美味しく冷え対策はいかがでしょう。 風邪の予防には、手洗い・うがいもお忘れなく! ------------------------ 私たちは不動産の税務、相続に強い税理士法人です。 ■新日本税理士法人ホームページ http://shinnihontax.com/ □相続税専門サイト http://www.souzokuzei-soudan.jp/